昨年度、WAMの助成を受けて1年間と短い期間でしたが、生活に困っている方が、ひきこもってしまっていた方々に対する支援事業を行いました。
今までもゆる~く行ってきたことを、助成事業としてきっちりと公に活動したことでよりはっきりと見えてきた課題もありました。
周囲の関係団体さんとは、今まで以上にしっかりと関われたこともあり、どこの団体、学校、行政機関も、支援そのものについて、これから支援を継続するための運営についてなど、いろんなことに頭を抱えておられることも、その課題はみんな同じなのだということも、この事業を通して再確認したところです。
セレンディップとしては、やっていることは同じなのに、障害福祉サービスだけを掲げてやっているとお話しにも相談にも来られなかったような方々(ご本人の支援者も)と関われ、いろいろとお話させて頂けたことや、今までの関係機関さんも「結果が出るのにとても時間がかかるけど、頑張っていきましょうね」と、突然お電話い頂いたり、たくさんいらっしゃる困っている方の、一人二人と関わることで何が変わるんだろう…とか思い始めちゃったりしたこともあったけど、とても励まされることもあり、助成事業としては終了になりますが、これからも、同じように変わらず、今の状態をどうにかしたい、と思っている人たちと、繋がって行けたら…と思いました。
もちろん1年間頑張れたのは、活動に足を運んでくれた人たちが、元気になってセレンディップの就労訓練や他の事業所の通所に繋がって行ってくれたことが、1番大きいですけど。
これからも、いろんな人たちと一緒に、セレンディップの活動を、続けて行こうと思えた取り組みなりました。