今日はセレンディップのプログラム【考える】を紹介したいと思います。
お題は【変えられものと,変えられないもの,それを見極める賢さ】についてです。
ニーバーの祈り
神様、私にお与えください。
変えられないものを受け入れる落ち着きを
変えられるものを変える勇気を
そして、二つを見わける賢さを
この祈りは聖書から抜粋で,元々はアルコール依存症克服のための組織「アルコホーリクス・アノニマス」や、薬物依存症や神経症の克服を支援するプログラムで使用され広く広まったようです。僕は特定の宗教を信じてはいませんが,ニーバーの祈りを読んだ時には思わずエア深い!のボタンを連打した記憶があります。
だれしも変えらる部分とそうでない部分があります。変えられものを変えようとするのは物事がうまくいきそうですが,そもそも変えられないものを変えようとすると新たな問題が生じる可能性があります。今でも問題だらけなのに,また問題が見つかったらもうしんどいわ。そこで必要になるのが,変えられるものと変えられないものを見極める賢さです。
ここでいう賢さは勉強ができるとかそういう意味の賢さとは種類が違う賢さだと思います。机上の理論で学ぶというよりも,人と関わりながらいろんなことを体験して肌感覚で学んでいく賢さであると僕は思います。
逆に言えば,消去法でだんだん腑に落ちていく知恵なのかな。だから,いろんな体験が少ない人には身に付けるのが難しい賢さかもしれません。セレンディップはいろんな体験ができる環境が整っています。体験の幅を広げて変えられるものと変えられないものを見極める賢さを学びたい方,石山でお待ちています(諸条件ありますが,9割のかたは無料でセレンディップに通っています)。
話がずれましたが今回の【考える】では自分の
- 変えらるもの
- 変えれないもの
- その二つを見極める賢さはどうやったら身につくのか
を各々書き出してアイディアをシェアしました。あくまで現時点での3つの要素なので定期的に見直していくのも面白いかもしれません。
正木
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