利用者の声

セレンディップのメンバー(利用者さん)がアンケートに答えてくれているので、いくつか紹介します。


HMさん 30代 男性

【セレンディップに通いだしたきっかけは?】

約4年間ひきこもりから抜け出そうと就業体験のできる事業所に参加したが、通えなかった。次に通所先として、相談員に紹介されたのがセレンディップだった。

【通いだしてみて】

1週間に1度の通所で始まったが、慣れてくると通所日数も増えていった。緊張感はあったがリラックスできる音楽が流れていたので、喫茶店のように落ち着けた。

【今、感じること】

それなりのストレスもあるが、毎日セレンディップのメンバーと会うことによって、家に一人でいる時とはまた違った安らぎが得られたと思う。今は人と関わり合う中でしか生きられないし、一人の力では生きていけないと思っている。



AKさん 20代 女性

【セレンディップに通いだしたきっかけは?】

社会性を身につけるためにセレンディップに通い始めました。

【通いだしてみて】

最初はセレンディップに慣れるのが大変でした。プログラムでは他のメンバーと自分を比較して、他の人が早くできることをなんで自分はできないのだろうと自問自答していました。

【今、感じること】

石山夜市でかき氷をみんなで売ったり、短期アルバイトに挑戦してみたり、一人ではできない就労体験ができました。正直今でも不安はありますが、以前より働くことを前向きに捉えられるようになりました。



MNさん 20代 女性

【セレンディップに通いだしたきっかけは?】

就職相談で訪れていた大津若者サポートステーションにセレンディップを紹介されたのが、きっかけです。石山駅から近くで通いやすく、セレンディップの雰囲気が気に入ったので通おうと思いました。

【通いだしてみて】

私はコミュニケーションに不安があり、人と話すのが苦手でした。でも、プログラムを通してスタッフやメンバーと少しずつ話せるようになると、人と話すのってわるくないかもと思えました。話し合いやチームで作業するときも自分の考えを相手に伝えられるようになり、働き出した今も役に立っています。

【今、感じること】

セレンディップに通う前は働く自信もなかったのですが、毎日プログラムを受けていくうちに働く土台ができていきました。特に、年末年始に郵便局のバイトに参加し、「私も働けるかも」と自信がもてるようになりました。